創立40周年を迎えた
2010年、10月7日をもって西岡ふたば幼稚園の園舎が新しく生まれ変わりました。
新園舎の「コンセプト」や「環境」をご紹介いたします。
西日の射す明るいエントランスホールは吹き抜けになっており、2階の丸窓等から玄関を見下ろすことができます。外の門扉から玄関までは屋根付きポーチとなっており、突然の雨風も風除室で凌ぐことができます。また、安全管理のため、玄関は自動施錠となっています。
吹き抜けとなっている運動場は、あらゆる角度から見下ろすことができます。死角も少なく、のびのびとムーブメント活動や運動あそびを楽しむことができる環境となっています。後方の窓ガラスからは「ウッドデッキテラス」へと繋がり、子ども達の憩いの場となっています。
9つの教室の壁は取り外すことができ、教室同士を繋げて様々な活動を展開することができます。また、入り口は窓ガラスに覆われており、廊下からも子ども達の様子をいつでも見ることができます。各教室から出入りできる「ウッドデッキテラス」では、遊びはもちろん景色も良く、いつでも新鮮な外気を身体で感じることができます。
園内のあらゆる場所に「絵本コーナー」を設置し、ベンチに座っていつでも気軽に絵本に触れることができます。また、天井から「双葉(ふたば)」の形をした照明が、絵本を読む子ども達を明るく照らしてくれます。
本園の特色の1つである「自園給食」。衛生管理はもちろんのこと、安全にも配慮し、直接火を使用しない電気調理器具を導入しました。また、給食室の床を20cm下げ、調理師さんの顔や手元が子どもの目線にくるよう配慮し、食への興味や感謝の気持ちを育みます。
「子ども用トイレ」は1階3ヶ所、2階1ヶ所あります。年少組(3歳児)が使用する1階2ヶ所のトイレは、教室からも出入りできます。「大人用トイレ」は1階2階にそれぞれ2ヶ所あり、1階中央の「多目的トイレ」は車椅子はもちろん、ベビーベッドやベビーチェアも完備しています。
園舎の屋上から滑り降りる「大型滑り台」や、「ふたばランド」「シーソー」等の遊び込める遊具は、子ども達に大人気です。季節の移り変わりを感じられるように、「イチョウ」や「紅葉」「桜」の木も植えました。また、隣接する市の「ひまわり公園」へも園庭から行き来ができ、子ども達の状態や環境を考え、使い分けもしています。
食育の一環として、園庭の菜園で子ども達と一緒に「トマト」や「キュウリ」「枝豆」等を栽培し、給食の食材として使用しています。また、1階教室のベランダ(ウッドデッキテラス)からは、芝生の「ミニ園庭」に出ることができ、そこにも「ミニ菜園」があり、栽培をしています。
夏季(7月上旬から9月中旬)は園舎屋上に「プール」を設置し、北海道の短い夏の遊びを思いっきり満喫します。夏季以外の期間も、園舎屋上で様々な遊びを楽しんでいます。
園内の暖房設備は、全て電気暖房を導入しています。子ども達の安全を配慮し、各教室・運動場・廊下は全て床暖房となっています。